天国の囚人を手に入れた(カルロス・ルイス・サフォン)

今朝、家に届きました。

カルロス・ルイス・サフォンの忘れられた本の墓場シリーズ、『天使のゲーム』にハマり、今『風の影』の下巻を読んでいます。

そして三部作目の『天国の囚人』も勿論買うつもりでしたが、この本だけなぜか書店にもネットにも全然売ってないことに気づきました。結局はAmazonの中古(美品)を定価の3倍少々の値段で購入しましたが、これが最後の一冊だったようです。

そこで、私と同じようにこの本を探している方に向けて自分が取ったアプローチをいくつかご紹介します。

書店(店舗)

まず、札幌の街中にある書店をいくつも巡りましたが在庫0。どこの店員さんに問い合わせても既に取り扱いがないというような旨の話になり、新品の状態では手に入らないことを悟りました。

ネット販売

どうやら公式によればこちらに記載されているオンラインストアから購入できるそうですが、全て取り扱いなし(在庫0)となっています。店舗と同じように新品ではどうも手に入らないようです。

そこで中古に目をつけます。具体的にはメルカリ、ヤフオク、楽天、ブックオフで探しましたが、私が探した時期には一冊もありませんでした。

手にいれる方法

読むだけなら図書館で借りるのが一番手っ取り早いです。私は札幌市民なので札幌市の図書館のWebで検索したところ、普通に貸出可能となっていました。

ですが、どうしても自分のものにしたいという方も多いと思います。良書というのは所有欲が掻き立てられるものですね。

まずはメルカリに特定の条件が出品された時に通知をくれる機能があるようなのでこちらを登録しましょう。次に、SNSでこの本を売ってくれる人を探します。具体的な金額も提示して発信しておくと良いかもしれません。こちらも手間とお金がかかりませんので先にやっておいて損はないです。

次に、なるべく沢山のブックオフ(中古)や大手ではない書店(新品)を巡ります。なぜ”大手ではない書店”なのかというと、大手書店の多くはWebサイトから本を検索することができます。つまり、他にもこの本を探している人達が既に購入している可能性が高いのです。(実際にジュンク堂や紀伊國屋は全国で在庫0でしたし..)

そこで、あまり大きくない書店に絞って探すことで運良く新品で買えるかもしれません。書店の方は直接行かなくても電話で問い合わせても良いですね。

他には増刷するのを待つ、出版社に問い合わせてみるといったアプローチがありますが、すぐには手に入らなさそうです。

まとめると、まず図書館で借りて読み、メルカリやSNSで連絡を気長に待ち、各地のブックオフや書店に足を運んで探してみるという流れです。

余談

私の手元にある天国の囚人は2014年10月25日 第一刷と記載されています。それに対して天使のゲームは2012年の第一刷となっており、店舗でもネットでも複数見かけました。なのでやはり出版されてる数がそもそも少ないのかもしれませんね。

自分は今ちょうど風の影を読んでいて、この本が”ある作家の本が一冊を除いて失われている”というお話なのでAmazonで一冊だけ手に入ったことに運命を感じております。

私と同じように、天国の囚人を探している方の手に届くことを祈ってます🙏